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【アコギ アルペジオ】ギター指弾きの基本と練習パターンその1

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イノ

コードがある程度抑えられて、ピックでストロークも出来るようになってくると次はアルペジオに挑戦です。

 

アルペジオは複数の弦を一気に弾かず、一本ずつ弾いていく奏法のことです。

 

アルペジオはギター、特に弾き語りでは曲の雰囲気をガラッと変える大事なファクターです。

 

ピックで弾くこともありますが、今回は皆さん躓くであろう指弾きでのアルペジオを練習したいと思います。

 

「指で弾くのは何となく難しそう、、」

「指が思うように動いてくれない」

「リズムに乗って上手くアルペジオが出来ない。。」

 

などなど、色々難しいところはありますが、基本を学んで丁寧に練習していけば上達はあっという間ですよ!

 

では、順序立てて練習していきましょう!

 

 

指弾きはギターをしっかり支えることが大事

 

写真のように足(太もも)と右腕の脇でギターを挟み込むことでギターを安定させます。

 

指で弾く際はピックで弾くよりも繊細な動きが求められますので、少しのギターのブレが指弾きを難しくします。

 

思い切り挟まなくて良いので、足と右腕で挟んでギターのヘッドが下がらず、体を軽く回してもギターが落ちない程度の力で支えられていればOKです。

 

ただでさえ細い弦を数センチしかない指で弾かなくてはいけないのに、ギターがフラフラしていては安定して弾く事は難しいです。

 

普段何も考えずに弾いたりすると、ギターがちゃんと足に乗っていなかったり、指を確認しながら弾いて弦が上向きになって体に対してギターが並行になっていないなんてこともありがちです。

 

アルペジオも非常にやりにくくなってしまいますので、改めて綺麗な姿勢で練習するように心がけましょう。

 

 

指それぞれに弦の担当を決めておこう

 

ポイント

写真に書いたように最初は親指で低音弦(6〜4弦)、人差し指で3弦、中指で2弦、薬指で1弦をひとまず担当させて練習しましょう。

 

指弾きには4本指を使う4フィンガー、親人中指を使う3フィンガー、親人差し指を使う2フィンガーなんてのがよく聞きますが、指をたくさん扱えるほど出来る事は増えます。

 

人間の構造上「薬指」は非常に使いにくい指になるので4フィンガーは結構難しいのですが、始めたての内に体に少しずつ慣れさせておきましょう。

 

 

まずは右手だけで指を動かす練習をしてみよう【指をスムーズに動かすポイント】

コードでアルペジオをする前に右手をスムーズに動かせるように順序立てて練習していきましょう。

 

まずは左手何も抑えずに右手だけで指に対応する弦を鳴らす練習をしましょう。

 

パターン1:6弦

ポイント

指:親 人 中 薬

弦:6 3 2 1

 

親指で6弦、人差し指で3弦、中指で2弦、薬指で1弦を鳴らしてみましょう。

 

音声

ゆっくり



動画

少し早め

 

イノ

【指で弾く時のポイント】

指で弦に引っ掛けるイメージではなく、手を握る時の感覚で指を動かしましょう!

 

動画を見てもらうと人差し指、中指、薬指を動かす時はいつも指を折り曲げる時の動きで弦に触れています。

 

 

「顔がちょっと痒いな〜(ポリポリ)」、って想像してみて掻いてみましょう、、

 

その動きです。

 

親指を弦に並行にする位置で置き、残りの指は弦に対して垂直ではなく、斜めにすると引っ掛かりなく弾きやすくなります。

 

パターン2:5弦、4弦

次は親指で鳴らす弦を5弦に変えて、先ほどと同じように鳴らしてみましょう。

 

ポイント

指:親 人 中 薬

弦:5 3 2 1

 

音声

ゆっくり

 

動画

少し早め

 

 

これが出来たら次は親指を4弦担当に変えて、同じように鳴らしてみましょう。

 

ポイント

指:親 人 中 薬

弦:4 3 2 1

音声

 

ここまでを止まることなく出来るようにそれぞれ練習です。

 

 

パターン3:6、5、4弦を連続で

それでは今までやった弾き方を1回ずつ通しでやってみましょう。

 

ポイント

指:親 人 中 薬 親 人 中 薬 親 人 中 薬

弦:6 3 2 1 5 3 2 1 4 3 2 1

音声

 

今までは親指は同じ弦を繰り返し狙えば良かったのですが、今回は1回ずつ親指の担当を交代していかないといけません。

 

やってみると意外と狙いが定まらなくてスムーズにするのが難しい、、

 

ですが、やっている内に指が弦の位置を覚えてきますので初めはゆっくりで良いので何回も繰り返しましょう!

 

さらに音数を増やして右手を鍛えよう

パターン4

続いては先ほど練習した音にもう少し音を足して、さらにアルペジオっぽくしていきましょう。

 

ポイント

指:親 人 中 薬   中人

弦:6 3 2 1 〜 23

音声

 

動画

 

6弦を弾くパターンを1回して1弦の音を少し伸ばしたら2、3弦と戻っていくパターンです。

 

リズムが少し違う動きが入ってくるので少し難易度が上がるかもしれませんが、今までのパターンを乗り越えて来たあなたならきっと大丈夫。

 

ポイント

親指が6弦担当パターンに慣れて来たら、5弦パターンと4弦パターンにもチャレンジして、それが出来たらそれを組み合わせて連続で出来るように練習してみましょう!

 

 

パターン5

続いては音を伸ばさずにずっと指を動かし続けるパターンです。

 

ポイント

指:親 人 中 人 薬 人 中 人

弦:6 3 2 3 1 3 2 3

 

音声

 

動画

 

腕や指に無理な力が入って、これをずっと続けていると途中で手が攣りそうになってくるはず。

 

体には力を込めず、リラックスして無意識にでもこの動きがし続けられるようにまでなりましょう!!

 

 

暇な時とかテレビ見ながらとか知らない内にテンテンテンテンと好きなテンポで弾けるようになると完璧ですね。

 

これが出来たら今までのパターン同様、5弦パターン、4弦パターンを練習して、連続で弾くまで出来るように頑張りましょう。

 

 

まとめ:1日で出来なくても当たり前

今回の記事は指弾きのアルペジオの導入にはなりますが、ギターやっていない人にとってこれだけ指をピコピコ動かす事は普段そんなにないと思います。

 

パソコンを打つ動作ともまた違いますしね、むしろタイピングの動きで弾こうとすると逆に難しいかも。。

 

なので今までやらなかった動作でつまづくのは当たり前、1日1日少しずつ出来るようになれば良いのです。

 

 

今回は右手の動きだけを意識して練習して来ましたが、次回はコードを抑えること(左手の)もしながらパターンを練習していこうと思いますので、これが出来たら次の記事にもチャレンジしてみてください!

 

では今回はこの辺で。

 

また次回!

 

イノ

 

続き:アルペジオ基本その2はこちら

 

スムーズなピックストロークの練習方法に関する記事はこちら

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