天体観測のジャケット

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BUMP OF CHICKEN 天体観測の歌詞:考察 過去の自分に胸を張って

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どうも、こんにちは、BUMP OF CHICKEN大好きのイノと申します。

 

新年1回目にBUMP OF CHICKENの大ヒット曲「天体観測」を歌いました。

 

天体観測って世間一般ではドラマとかに起用された影響もあって、歌詞をパッと見ただけだと完全に少年少女達の青春模様を描いているように見えるのですが、まぁ、いつものように作詞作曲の藤原基央さんはこう仰っております。

 

これはラブソングではない
見えない何かを探す、雨の唄なんだ

 

ラブソングに見せかけて、自分の感性を藤原流に詰め込んだ結果このようになってしまったとのこと。

 

では、歌詞を見ていきましょう。

 

 

歌詞解釈一覧ページはこちら>>

 

真夜中に夢を見る子どもたち

午前二時フミキリに 望遠鏡を担いでった

ベルトに結んだラジオ 雨は降らないらしい

二分後に君が来た 大袈裟な荷物しょって来た

始めようか天体観測 ほうき星を探して


深い闇に飲まれないように精一杯だった

君の震える手を握ろうとしたあの日は

 

 

1番の歌詞、午前二時の静寂、僕は真っ暗闇の中、星を探そうとしています。

 

少しして大きな荷物を持って、ワクワクした君がやって来ます。

 

お目当ては「ほうき星」、なかなかお目にかかれる星ではありません。

 

 

そしてBメロからサビの歌詞で暗闇の中で必死に光を探します。

 

空にはほうき星以外にも数えきれない星が並んでいます。

 

きっと明日も予定はあるのに無我夢中で目的である「ほうき星」を探します。

 

ここで想像できるのがこの「ほうき星」とは「目的」や「目標」、もしくは「夢」のような手に取れない、見えない何かなのだと思います。

 

君は目的の「ほうき星」を探すために様々な「星」や「暗闇」に出会います。

 

星や暗闇は目標を追いかける上での希望や困難を表しているのだと思います。

 

 

いくつも降りかかる希望と絶望

見えないモノを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ

静寂を切り裂いて いくつも声が生まれたよ

明日が僕らを呼んだって 返事もろくにしなかった

「イマ」というほうき星 君と二人追いかけていた

 

そんな希望や困難がどれほど降りかかったって君と僕は「イマ」を夢中で生きています。

 

「明日が僕らを呼んだって・・・」

 

どんな明日が待っていようと今、目の前に溢れる夢や希望に心を掴まれて生きていく、怖いものなんてない。

 

そんな希望に溢れたイメージが1番では感じることができます。

 

 

月日は流れて子供から大人に

気が付けばいつだって ひたすら何か探している

幸せの定義とか悲しみの置き場とか

生まれたら死ぬまで ずっと探している

さぁ 始めようか 天体観測

ほうき星を探して


今まで見つけたモノは 全部覚えている

君の震える手を 握れなかった痛みも

 

ここでは「幸せの定義」や「悲しみの置き場」なんて少年少女からは想像も出来ない様な歌詞が飛び込んできます。

 

おそらく1番の頃からは大人になって小さな頃の自分を思い返しているのでしょう。

 

無我夢中でほうき星を探し続けた日々、僕の目には君が「君の何か」を探すところをしっかりと心に焼き付けています。

 

きっと君は自分自身のことなのでしょう。

 

1番では僕と君が出てきますが、これは本当に二人いた訳ではなく、何もかも忘れて「イマ」を楽しみ追いかけていた自分(君)を思い返す自分(僕)を並べたモノだと解釈すると2番からの歌詞が分かりやすく繋がります。

 

Bメロの歌詞も成長していく中で君は様々な現実(暗闇)を経験していきます、何度も夢や目標(星)を見つけたけど、全部ほうき星には辿り着けなかった。

 

そんな痛みをもちろん僕は知っています、自分自身ことなのだから。

 

夢なんか諦めた、そんな事を言ったかもしれません。

 

 

あの時の君を求めるのは、、

知らないモノを知ろうとして 望遠鏡を覗き込んだ

暗闇を照らす様な 微かな光 探したよ

そうして知った痛みを 未だに僕は覚えている

「イマ」というほうき星 今も一人追いかけている

 

しかし、暗闇の中の微かな光、消えてしまいそうな夢をまだ僕は心の中どこかで追い求めてしまっているのでしょう。

 

最後の「今も一人追いかけている」の部分は解釈が難しいところです、僕が諦めて、君はどこかでまだほうき星を追い求めているのか。

 

君は消えてしまって、僕だけが微かに追い求めてしまっているのか、どちらでも大丈夫なようにも思えます。

 

 

君へ伝えたかった言葉は募るばかり

背が伸びるにつれて 伝えたい事も増えてった

宛名のない手紙も 崩れる程 重なった

僕は元気でいるよ 心配事も少ないよ

ただひとつ 今も思い出すよ


予報外れの雨に打たれて 泣き出しそうな

君の震える手を握れなかった あの日を

 

大人になるにつれて君に言ってあげたかった言葉が積み重なっていきます。

 

希望に溢れて、フミキリに来たけど予報外れの雨、何もかも上手くいくはずだった君、現実を叩きつけられた君、をまた思い出します。

 

体も健康だし、不自由なく生きているけど、あの時現実に震えていた君に伝えれなかったことがまだ心残りになっています。

 

伝えたかった言葉を綴った手紙には宛名はない、だって自分自身に宛てた手紙なのだから。

 

 

あの時の君が居なくとも「イマ」をほうき星に

見えてるモノを見落として 望遠鏡をまた担いで

静寂と暗闇の帰り道を 駆け抜けた

そうして知った痛みが 未だに僕を支えている

「イマ」というほうき星 今も一人追いかけている

 

あの時、無我夢中で追いかけていた見えないモノは過程はどうであれ、結果的に大人になって生きている僕の「イマ」を差すことになります。

 

君が目的にした「イマ」を僕は無我夢中に追いかけられているのだろうか。

 

君が憧れてくれた未来のように、君に誇れるように僕は生きているのだろうか。

 

僕は一人、望遠鏡を担いで「イマ」というほうき星を探しにいきます、あの頃と同じ様に。

 

 

もう一度君に会おうとして 望遠鏡をまた担いで

前と同じ 午前二時 フミキリまで駆けてくよ

始めようか 天体観測 二分後に君が来なくとも

「イマ」というほうき星 君と二人追いかけている

 

もう一度あの頃の自分のように「イマ」無我夢中に生きてみようと僕は決意します。

 

 

君のように何もかも忘れて追いかけるのは無理かもしれない。


でも「イマ」を精一杯生きるよ、君に言えなかった「大丈夫、心配しないで」を言ってあげれるように。

 

昔の自分が不安にならないように胸を張って僕は生きていく。

 

僕は君の気持ちを抱えて、これから先も一緒に生きていく。


あの時探した、ほうき星のように僕の「イマ」を輝かせていくんだ、という風に最後は締めているように思えます。

 

 

 

さて、今回はBUMP OF CHICKENの天体観測の歌詞について個人的な解釈を書いていきました。

 

バンプの代名詞とも言われる曲で、本当に様々な解釈があると思います。

 

皆さんの解釈はどのような解釈でしょうか。

 

話は変わりますが、天体観測は歌うの楽しいけど、間奏が無いから歌うの大変ですよね。

 

キーは高く無いのにスタミナ切れが起こして、カラオケとかで打ちのめされている人を何人も見て来ました、、、、笑 自分もそうです、もっと上手くなれるように頑張ろう。

 

 

ではまた次回。

 

ino

 

魂込めて歌いました!:良ければお聞きください。

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