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【トラブルを避けよう】ギターの騒音対策・防音グッズ

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イノ

ギターを弾く時に周囲の人に騒音で迷惑かけていないか心配なる事あるよね。

特にアコギだと音量が大きいからアパート・マンションだと日中普通に弾く事すらトラブルになることもあるぜ。

ムスタ

 

かくいう自分も賃貸マンションに入居していた時期もあり、どうすれば周りに気を使わずにギターの練習ができるのか頭を抱えていました。

 

「自分の下手なギターや歌が漏れていないだろうか」

 

ギターをやっていて、他人に聞いて欲しいはずなのに音漏れとなれば全く別の話。

 

 

以前にお金を掛けないギターの騒音対策という記事を書きました。

 

今回は少しお金は掛かるけど、数あるギターの騒音対策グッズを実際に使ってみて、皆様の参考になるよう記録していければと思います。

 

 

リーズナブルでそこそこ使える:弱音器

サウンドハウスでみる

 

まず最初は「弱音器」

 

価格は大体600円台。

 

その名の通り、スポンジで弦を挟み込み振動を吸収してくれる器具になります。

 

弦に付ける位置を変えることによって振動吸収の強弱を調整できます。

 

弱音器:実際に聴き比べてみよう

通常のアコギの音

弱音器を使用した実際の音(一番端にセット)

弱音器を使用した実際の音(一番端にセット)

 

音の響きは抑えられるが最初のインパクトはある

イノ

通常と比べると音がほとんど伸びなくなるから響く騒音はカット出来ている印象。

ただストローク始めのアタック感は結構残るから一瞬大きく聞こえるのも確かだな。

ムスタ

 

音のほとんど伸びがないので音のニュアンスやピッキングの力加減を見ながら弾くのにはあまり適していません。

 

一番端にセットした場合はアコギ感が少し残っているので、コードストロークやピッキングを通常の力加減で練習してもかなり音は抑えられると思います。

 

騒音計で測ってみた:弱音器

通常のアコギ

ご覧頂きたいのは真ん中の大きい数字ではなく、左右の数字。(AVG(平均音量)とMAX(最大音量))

 

通常だと平均的にうるさいのは確かですね、犬が吠える音とほぼ一緒。

 

騒音基準値と比較表

音の種類平均(db)最大(db)
犬の鳴き声(5m以内)90
アコギ8393
掃除機の音、テレビの音(大きめ)70
普通の会話、大きめの笑い声6075
小さい声、事務室50

 

弱音器:一番端にセット

弱音器:真ん中にセット

 

イノ

強弱を付けたり、普通の力で弾いてみたりしたけどインパクトをつけた部分はやっぱり大きいね。

AVG(平均)はやや落ち着いていて、音の伸びはないだろうけど、側から聞くとガッチャガチャうるさい感じだな。

ムスタ

 

弱音器一つでは騒音対策できたとは言い難い結果になりました、周りからすると異音が鳴っていることは通常のアコギ音とそこまで変わらないかもしれません。

 

サウンドハウスでみる

ヤイリギターが出しているちょっとオシャレな弱音器もあります

 

 

音はかなり抑えられる:サイレントピック

サウンドハウスでみる サウンドハウスでみる

 

イノ

上から見ると普通のピックに見えるけど、厚さと硬さはクリアファイルみたいに薄いピックだよ。

弦に引っ掛かる力がほぼ無いから音がセーブされるんだな。

ムスタ

 

種類は2種類あり、おにぎり型(1枚180円くらい、セット500〜600円台)、ティアドロップ型(セット700円台)になります。

 

 

サイレントピック:実際に聴き比べてみよう

通常のピックでストローク

サイレントピック(おにぎり)でストローク

サイレントピック(ティア)でストローク

イノ

見てもらうと分かるけど、そこそこ力を込めてストロークしているよ。

普段はもう少し力を抜いて弾くと思うから、更に音量は抑えられるな!

ムスタ

 

騒音計で測定(おにぎり型)

騒音計で測定(ティアドロップ型)

 

サイレントピックの良いところ

・力を込めてもインパクトのある音が出せないので音量はかなり抑えられる。

・強めに弾いても騒音レベルは「話し声」や「大きめの笑い声」の範囲に抑えられる。

・ペラペラだからこそ通常のピックのようにすり減るのが遅い。(長持ち)

 

アルペジオがかなり難しい

通常のピックでアルペジオ

サイレントピック(おにぎり)でアルペジオ

サイレントピック(ティア)でアルペジオ

イノ

弾き慣れてないっていうのもあるけど、柔らかいから少し引っ掛けただけではあんまり綺麗にならないね、、

特にティアドロップ型は真ん中に空洞が大きく空いているからピックが弦に当たっているのかもよく分からない感覚だぜ!笑

ムスタ

 

 

ティアドロップ型は短めに持つとまだアルペジオが安定します。

使い勝手が良いのは「おにぎり型」

 

ストロークもアルペジオもある程度引っ掛かるのでまだ通常のピックに近い感覚で弾けると思います。

 

サイレントピックのイマイチなところ

・薄いので勢い余って指が弦に当たってたまに大きい音が出てしまう。

・アルペジオの練習するには力加減が難しいのでかなり不向き。(特にティアドロップ型)

・サイレントピックの力加減に慣れてしまうと逆に危険、通常時にかなり力が入ってしまうかも。

 

サイレントピックは比較的ストロークを練習する際に向いているピックだと感じました。

サウンドハウスでみる

 

サウンドハウスでみる

 

 

ギター自体がサイレント:サイレントギター

サウンドハウスでみる

 

イノ

これまでは普通のアコギと付属品を使って、音を抑えてきたけど今回はギター自体の音が小さいものだね。

弾き心地やサイズ感もアコギそのものなのに音は通常のアコギよりかなり抑えられているぜ!

ムスタ

 

メーカーの提示している音量は通常のアコギの18%に抑えられているように設計されています。

 

価格は少々お高めで6万〜7万円台(セット内容などによります)

 

サイレントギターについて詳しく解説した記事はこちら

 

実際の音を聞いてみよう:サイレントギター

通常のアコギの音

サイレントギター:ストローク

サイレントギター:アルペジオ

 

イノ

生音はエレキギターみたいなカラッとした音だし、音の広がりやインパクトが抑えられているね。

 

騒音計で計測してみたところ、騒音レベルでも普通の会話やテレビの音と変わらないレベル。

 

 

イヤホンを繋げば普通にアコギとして楽しめる

サイレントギターはエレアコの部類なのでイヤホンやヘッドホンを繋ぐ事で本物さながらのアコギサウンドで練習する事もできます。

 

イヤホンに繋いだ時の音

リバーブだって掛けれます

 

イヤホンではこんな綺麗な音が鳴っているのに外にはエレキみたいな小さい音しか鳴ってないのが素晴らしいな!

ムスタ

 

エレアコとは思えないほどのリアルなサウンドを楽しめるのに音が小さい、自分の好きな力加減で弾けるのはかなり重宝します。

 

サイレントギターについて使い方など詳しく知りたい方はこちら

 

イノ

ネックの太さや弦の抑え心地は普通のアコギそのもの。

もちろんいつも使っているピックで普通の力加減で弾いてあげても小さい音しか出ないから値段以外は使い勝手が良いね。

 

サウンドハウスでみる

 

 

予算に合わせて、どこまでギターを楽しみたいか考えよう

イノ

毎日ちょっとだけ楽しみたい人、マンションだけど本気でギターを練習したい人、楽しみ方は人それぞれだよね。

一軒家だけど夜は家族に配慮して音を抑えながらちゃんと弾きたいって人もいるしな。

ムスタ

 

楽器は弾いている本人は楽しいですが、興味のない人間からするとただの騒音でしかありません。

 

取り巻く環境はそれぞれですが、ちょこっと音を抑えて練習したい方は弱音器はサイレントピックを使ってみる。

 

本物のアコギ感覚で音をしっかり音を抑えながら気兼ねなく練習をしたい方はサイレントギターの購入を検討してみるのはいかがでしょうか?

 

皆様のギターライフの参考になれば幸いです。

 

ではまた!

 

イノ

 

サウンドハウスでみる サウンドハウスでみる サウンドハウスでみる サウンドハウスでみる

 

お金掛けないギターの騒音対策

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