ギターを弾く指

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ギターを弾いて指が痛い時の対策・考え方

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イノ

ギター始めたての頃と変わらず、何年たった今でも何時間も練習を重ねていると直面する指の痛み。

 

この痛みのせいで挫折する人もいるくらいなので誰もが通る道なんだと思います。

 

この痛みと闘うにはどうするのか、対策やそもそも闘うのかということについて記録していくぜ。

ムスタ

 

 

ギターを弾く前に

まず、指が痛い云々よりギターを弾く前にチェックしてほしいことや考え方をお伝えしておきます。

 

焦らないこと

「まだ少ししか弾いていないのに、もう指が痛い、、僕はギターに向いていないんだ、、」

 

始めたばかりの時は向いている向いていないとか考えがちです。

 

弦を抑えて指が痛いのは当たり前。

 

なぜなら人間の指は弦を抑えるためには作られていません。

 

しかし、人間の体はよく出来ているのもので痛かったり、傷付いたりしたら、強くなって戻ろうと変化します。

 

大丈夫、練習して痛いと思ったら次の日は前より指の皮が少し強くなっています。

 

イノ

痛いのはあなたが進化している証拠なのです。

 

弦高と弦の太さをチェック

弦高とは弦と指板との間の隙間のこと。

ムスタ

 

厳密に言うとネックを横から見て弦からフレットまでの距離を言います。

 

この隙間が広いと弦を抑えるのにより力が必要になり、指に負荷が掛かります。

 

弦高の図り方ですが、定規やギター用の定規を用意します。

 

定規の場合は一番端が0スタートの物にしましょう、端に余白があって0のものは正確に図れません。

 

上記のアイテムは弦高を図れるゲージやフレットをメンテナンスする時に指板を保護するカバーなんてものも付いていて、1200円位で買えるのでお得です、今後持っておいて損はないと思います。

 

 

定規を12フレットの上に当てて、6弦と1弦の高さを図ります。

新品ギターは音にハリを持たせるために弦高を高く設定しているものも結構あります。(6弦:3mm、1弦:2.5mmほど)

 

イノ

6弦は2.5mm、1弦は2mmくらいが抑えやすく、音もハリが確保できる標準とされていることが多いです。

 

どうしても弾きづらいという時は一度弦を確認して、高すぎるという時はギターショップなどで調整してもらうと良いでしょう。

 

 

弦の太さが太いとこれまた抑える時に力が必要です。

 

綱引きの綱とタコ糸を上から抑えるのでは負荷が違うよな、それと同じ現象がギター弦でも起きてるんだ。

ムスタ

 

ギターも弦の太さを替えても抑えやすさに関わってきますので、太い弦を張って指が痛いという時はひとつ細い弦に交換しても良いかもしれません。

 

関連:アコギのナットを削ってナット弦高を下げる【弾きやすいギターを目指す】

 

 

指が痛い時・痛くなる前の対処法、考え方

抑える時に指に力が入りすぎていないか?

イノ

弦はしっかり抑えないと鳴ってくれないと思っている方結構いるのではないでしょうか?

 

確かにそれはそうなのですが、音がなるギリギリの力加減を覚えることが非常に大切です。

 

コード進行などを覚える時にどこまで優しいタッチで抑えても大丈夫か確認しながら練習した方が効果的です。

 

 

赤ちゃんのほっぺたを触る時、小動物の背中をさする時のように、、、

 

まぁそれは優しすぎるかもしれませんが、それくらいの感覚で音が鳴ったら楽ですよね。

 

お使いの弦の太さによって感覚が変わってくるので最初の内は1つのメーカーの同じ弦を使って練習することもおすすめです。

 

 

痛くて我慢できない時は潔くその日は演奏をやめる

イノ

弦に軽く触るだけでも痛くて弾けないという時は速攻でやめましょう。

 

痛いというのは体がやめてくれ!と言っている証拠です。

 

「この痛みを乗り越えれば、、強くなれるんだ、、、!」と思って練習を続ける方もいるようですが、痛いまま練習したら他より上手くなるかと言われればそうではないです。

 

ポイント

実際、本番や誰かに披露する時はきっと指が痛くない時にギターを弾くと思います。

なのに指が痛い状況下で常に練習しようとしてもあんまり意味ないと思いませんか?

 

さらに、痛いと集中力がそちらの方に向いてしまったり、体が自然と動きにくくなってきて普段の状況とは違うところで練習することになるのでこれまた非効率です。

 

痛くてテンション下がってきたら一旦やめる。

ムスタ

 

それでも弾きたいと思っていたら、あなたは非常にギターに向いていると思います。

 

あまりギターのことが好きではない人はここでギターに触らなくなっていきます。

 

痛いのは何となく我慢できる、でも指が凹んで弾きづらい時もやめよう

未だに僕も長時間弾いているとあるのですが、いくら指の先が固くなっているからといって弦を抑え続けていると固い部分が若干凹んできます。

 

凹むとそこに弦がうまいことハマってしまって綺麗に音が鳴らなくなってきます。

 

痛みは慣れなので全然耐えられるし、もっと練習したい!と思うのですが、指の凹みはある程度放置しないと戻りません。

 

痛いのは我慢できるけど、練習し始めた時より弾きづらいなと感じたら休憩しましょう。

 

 

練習曲を変える

指が凹んできても、もっと練習したい!というヤンチャボーイズ&ガールズな方は曲を変えましょう。

 

同じ曲で同じところを押さえているから同じ指の部分が凹んだり、痛くなったりするのです。

 

コード進行やフレーズが変わるだけで微妙に指の使い方も変わってくるので指の負担を分散できます。

 

練習したい曲を2・3曲用意しておいて1曲に疲れたら、もう1曲にチャレンジしてみるというのも気分的にもリフレッシュできて効果的なんだ。

ムスタ

 

ただし、あまりにも沢山の曲を同時進行で回すのはやめましょう。

 

単純に練習したことを忘れます。

 

ギターは曲の進行やフレーズを覚えてなんぼの楽器なので一気に覚えようとすると絶対にごちゃごちゃになりますので、多くても3曲くらいを同時進行にしておきましょうね。

 

 

痛みなんて忘れるくらいギターに熱中しよう!

僕も始めた頃は指は確かに痛かったのですが、とにかくギター弾きたくて楽しくて、たまりませんでした。

 

「ああ、何か痛いね!でも、楽しいから良いや!もっと弾かせろやぁ!!」

 

と、アホみたいにギターに触っていました。

 

痛いのとかを超えて、楽しいが勝っていたのだと思います。

 

知り合いとかにギター教えて〜と頼まれて、何度か付き合ったことがあるのですが

 

「指痛い、これずっとできるのすごいね、やっぱオレ向いてないわ」

 

と、すぐやめてしまう人も沢山いました。

 

慣れたら大丈夫だよと一応伝えるのですが、ギターを続けるには痛みに勝つ「興味や楽しさ」が一番大事だと思っています、そこまでの興味なんだと思ったら無理強いはしませんでした。

 

まずは楽しいと思えるペース、やり方で練習をすること。

 

正直これが一番の指の痛み対策なのだと思います。

 

音楽は楽しくないと意味ないですからね!

 

ギターを愛して、適度に痛んで、たくさん楽しんでいきましょう!

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

ではまた!

 

イノ

 

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