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【ギターの音は変化する】弾けば弾くほど良いギターになる?

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「ギターは弾けば弾くほど、音が良くなる」

 

ギターをやっているとそんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

では、なぜ弾けば弾くほど「良くなる」のでしょうか。

 

そもそも、音が良くなるってどういうことなんでしょうか。

 

今回はギターに関する少しロマンのあるようなお話です。

 

 

ギターのパーツや素材が時間を掛けて互いに馴染んでくる

ギターのパーツの画像

一番有力と言うか、世間で言われている理由がこれです。

 

ギターは木材同士を接合したり、ペグやピックガード、フレットや指板といった沢山のパーツを組み合わせて、塗装をして出来上がっています。

 

新品の場合だと組み上がってはいるものの、ひとまず「組み上がっている」ギターということです。

 

ギターは弦の振動で木材やパーツ、塗装が互いに馴染んで来て、ギター全体に振動が伝わりやすくなり、音の立ち上がりや音のばらつきが少なくなったりするそうです。

 

ギターも木で出来ているものが多いので、生き物です。

 

パーツを貼り付けているから全てが一体になり、そのギター本来の形になってくる。

 

革製品によく聞く、「経年変化」と呼ばれる現象でしょうか、ギターにもエイジングが起こるということです。

 

 

弾く人間も変化し、ギターに馴染んでくる

ギターを弾く人の画像

次は弾く人間側の変化です。

 

人間は人でもモノでも初めて出会うものとはすぐには上手く付き合えません。

 

ギターもそう。

 

楽器屋さんに行って、長くてもほんの数時間触っただけで、そのギターの全てが分かる訳ありません。

 

何回も触ってあげて「ここを弾いてあげると良く鳴る」とか「この握り方でこの押さえ方だと弾きやすい」とかそのギターを上手く扱えるところが感覚的に分かってきます。

 

人間もギターも互いに馴染んでくるのです。

 

そのためギターが良くなった、ということだけではなく弾き手の感覚の馴染みも関係してくると思います。

 

ギターは恋人のような存在

 

なんてどこかの誰かが上手く言ったものです。

 

長く付き合ってみないと分からないことが多いのです、嫌なところばかり気になって、すぐに別れてしまうカップルのようでは相手の真の良いところは見えてこない、柔軟な気持ちで対応しないと長続きしないのです(意味深)

 

 

弾くほどにそのギターの足りないところに気付く

足りないピースの画像

長年同じギターを弾いていると

 

「もう少し弦のテンションが低かったら弾きやすいのに」とか「もっとこのギターで高音成分が出せたらな」とか「ここを抑えると音がこもりやすいな」等など、そのギターに対して思うところが出てきます。

 

それを改善しようと、弦の種類を変えてみたり、パーツを変えてみたり加工してみたりと好きな人はそういったことをしてしまいます。

 

そういうことを繰り返している内に自然と

 

自分のための「良い音」

 

へとギターが変化していっているのです。

 

これも弾き続けないと絶対に気付きません。

 

たまに弾くだけでは「こんな音だっけ?まぁ、こんなもんか」と流してしまうことがほとんどです。

 

足りないと思うところに手を加えて進化できるのもギターの醍醐味ですね。

 

 

古くなった木は乾燥して軽く丈夫になる

乾燥した木材の画像

木材は時間を置くにつれて、内部の水分が無くなっていき、どんどん軽く固くなっていきます。

 

そのため、ギターの振動への抵抗が少なくなり、音の変化が起こります。

 

これは弾いて振動を与えてあげることでも木材への影響が早くなると言われていて、経年変化が早くなります。

 

ヴィンテージのギターなどは比較的低音が強く、音の粒立ちがキレイで立ち上がりも早いものが多い印象です。

 

ヤイリギターというメーカーでも作りたてのギターに大音量のクラシック音楽を聞かせて、敢えて大量の振動を与えてから販売するところもあります。

 

これから音を出すために生まれてくるギターに響かせるということを覚えさせる工程のようです、本当に生き物として扱っているということですね。

 

ヤイリギターさんの公式ページ

 

ギターを響かせるということは「ギターにとって良いこと」ということは信憑性が高いですね。

 

 

弾けば弾くほどあなたのためのギターになる、かもしれない

相棒の画像

今回はギターの音の変化について書いてみましたが、実は言うとギターに関しての経年変化は科学的根拠はないそうです。

 

ただ単純に弾けば弾くほど「良い音」になるっていうのは嘘になるかもしれません。

 

なぜなら、ギターの良い音というのは人によって違うからです。

 

良いギターとは何か?というのは昔から論議が交わされるものではありますが、なぜこの論争が終わらないかというとそういうことです。

 

ギターの音に正解はありません、自分の心地良い、ずっと弾いていたいと思えるサウンドを目指し続け、ギターと共に成長できるのが「あなたにとっての良い音」への近道なのだと僕は思っています。

 

そういう相棒感があったほうが男としては燃えるんですよね!

 

共に頑張ってきた相棒みたいな感じで自分とどんどん波長があってくるような感覚、たまりません、、、

 

 

別に新しいギターを購入することを否定するわけではないですが、これと決めたギターをひたすらに弾き続けて、世界でたった1つのギターへ育てるのもギターの醍醐味だということです。

 

皆様のギターの好きなところ、イマイチなところ、改めて見直してみて、改善したり、はたまたイマイチなところを愛してあげたり、、とギターと向き合う時間を取ってみてはいかがでしょうか?

 

ではまた!

 

ino

 

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