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BUMP OF CHICKEN ディアマンの歌詞:考察 少年とシンガーは同じものを見ている

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今回もBUMP OF CHICKENの楽曲です。

 

イノ

知る人ぞ知る名曲、ディアマンです。

 

原曲も弾き語りのこの曲、最初聞いた時はギター一本でなんという迫力なんだ、、、と放心状態になったのを覚えています。

 

そんな衝撃的な歌をYouTubeにて投稿しましたので歌詞について考えていこうと思います。

 

 

初めて手にした自分が見えるもの

怖がりな少年 どんどんギターを歪ませた

他人は少しも 解ってくれなかった

5Wのアンプが なるべく小さく絶叫した

閉め切った窓 三日月が覗いてた

 

曲の始まりはおそらくギターを始めたての少年がギターをかき鳴らすところから始まります。

 

小さな5Wのアンプで近所迷惑にならないように弾いている様、自分もこんな時がありました。

 

5Wでも結構うるさいんですよね、でも小さくて安いアンプだから綺麗でかっこいいジャンジャンって感じじゃなくて、歪みすぎてキャインキャイン言うんです。

 

でも、当時はそれがたまらなく好きだったのです、触れた音楽の世界なんて自分の中とちょっとした周りの環境しかなかったから。

 

それがひとつの輝きだったのです。

 

 

狭い世界で耳にした音がすべてだった

布団被ってイヤホン ラジオなかなかのボリュームで

キラキラした音が 体を走り回った

大好きなシンガー なんで好きなのか解らない

目を閉じれば すぐ側にいた 確かに



その声とこの耳だけ たった今世界に二人だけ

まぶたの向こう側なんか 置いてけぼりにして

 

場面は変わって、布団の中。

 

ラジオから流れる、大好きなミュージシャンの曲。

 

好きなジャンルの曲がラジオから流れるだけでテンション上がる!中学生とか高校の時は僕もそんな感じでした。

 

何でそれが好きなのかは分からないけど、何かかっこいいし、鳥肌立つし、唄ってて楽しいし、弾いてて楽しいし、細胞から好きなんだって勝手に湧き出てる感じなんですよね、音楽の好きって。正直、今でもそうかもしれません。

 

この好きだけが僕の音楽の全てで、目を瞑って体の中に流れてるこれが今の僕の全部なんだって思う気持ちはすごく分かります、当時の自分を思い出します。

 

 

今感じる思いは自分をどこまでだって連れていける

どこにだって行ける 僕らはここにいたままで

心は死なないから あの雲のように遠くまで

何にだってなれる 今からだって気分次第

退屈なシナリオも 力づくで書き直せる



何にも知らないんだ 多分 全然足りないんだ まだ

 

この湧き出る思いは僕をどんな所にだって引っ張っていけるし、どんなスターにだってなれる。僕の好きなこの音楽なら世界も変えられる。

 

もっともっとこの好きを高めて、自分を成長させて大きな自分になろう。

 

そんな若々しい少年の思いが1番は綴られている気がします。

 

 

輝くモノは綺麗な事?綺麗事?

常に誰かと一緒 似たような格好 無駄に声がでかい」

「話題は繰り返し ジョークはテレビで見た」

「語り合い 励まし合い ケンカする 仲間が大事」

そういうのを見下している 腹の底

 

そして少年はどんどん自分の世界にのめり込んでいきます。

 

愛だの勇気だの友情だの世間一般の常識なんてクソくらえ。そんなの尖っちゃいないし、そんな物では世界は変えられない。気持ちはひん曲がっていきます。

 

怖がりな少年 どんどん自分を強くした

キラキラしたものの 裏側を疑った

変わってしまったシンガー 昔のようには歌わない

がっかりした そのうちなくした 興味を

 

大好きだったシンガーが出す新曲は自分の好きなジャンルとは少しずつ離れていき、コイツらも尖るのをやめて大衆受けするような歌を作るのか、、、そんな風に受け取り少年はガッカリします。

 

しかし、シンガーはおそらく進化しています。

 

自分たちの作りたい音楽を作っているのでしょう。

 

デビューしたてでお金のなかった頃に必死で作った曲もあるけど、今はそこそこ売れてきて設備も整い、音楽の幅が広がってきて出来た曲もあるのです。

 

少年はそれを勝手にシンガーが自分の信念から逃げたと勘違いしているのだと僕は感じました。

 

BUMPもそんな時期がありましたよね、FLAME VEINとかTHE LIVING DEADの時とかのオルタナロックの感じもあったけど、RAYやCOSMONAUTの辺りとか一部のファンの間では「バンプは変わった」「全然ロックじゃねぇ」「何キラキラした効果音使ってんだ、ポップスじゃん」なんて言われてた時ありました。

 

これも単純にBUMPが進化していただけです。自分たちの曲や歌詞がどうすればリスナーに一番届くか、今できる範囲、設備で考えた果てが今の曲達なんだと僕は思います。

 

 

信念を持っていく方向は

易々と気は許さないさ 紛い物ばかりに囲まれて

まぶたのこちら側で ずっと本物だけ見てる

 

大勢の人がいて ほとんど誰の顔も見ない

生活は続くから 大切な事だってあるから

情報が欲しくて ドアからドアへと急いで

心は待てないから どうせ雲のように消えるから


何も知らないんだ 多分 全然足りないんだ まだ

 

でも少年は心の中にある自分だけが見てる本物を見つめ続けます。

 

自分の周りにはきっとこの本物以外のものがあふれてる。

 

勝手に進む時間の中でこの思いにしがみついたままで良いのか、でも信念は曲げたくない。

 

少年は大人になるにつれて自問自答を繰り返し、本当の本当を探し迷います。

 

でも結局少年は何も変わらず、スターにもなれず、ひたすらギターを歪ませています。

 

 

自分を貫くのはいけないことか

変われなかった少年 昔のようには笑えない

そういう意味では 変わったと言えるのかも

何に勝ちたいのか どんどん自分を強くした

解ろうとしないから 解ってくれなかった

 

人のこと、シンガーのことを解ろうとしないヤツが他人から解ってもらえるはずがないのです。

 

シンガーは相手に伝わるように努力して進化して曲を作って世間に受け入れてもらえたのでしょう。

 

ただそれは大衆に媚びたとかではなく、自分たちの良いと思う輝きに向かって歩いていっただけ、ということは理解しないといけません。

 

 

変われなかったシンガー 同じ事しか歌えない

それを好きだった頃の自分は きっと好きだった

5Wのアンプが 小さいながらも絶叫した

目を開けたら 全て側にいた 未だに

 

変われなかったシンガー、これは多分少年の事とBUMPを言っているのだと思います。

 

そして、BUMP OF CHICKENの事もここで伝えたいのだと思いました。

 

BUMPもきっと全ての人から愛されるバンドでありたいと思っているはずです。
でも、BUMPは昔も今も信念を曲げず同じ事を歌い続けている、曲の感じやバンドの雰囲気が変わったとしても何者にもなれず、只々、BUMP OF CHICKENでいる事でしか出来なかったのです。

 

 

憧れや輝きを追い求める気持ちはいつまで経っても変わることができない

懐かしむことはない 少年はずっと育ってない

昔話でもない 他人事でもない でもしょうがない

何にだってなれない 何を着ようと中身自分自身

読み慣れたシナリオの その作者と同じ人


アンプは絶叫した 懸命に少年に応えた

シンガーは歌った イヤホンから少年へと

どこにだって行ける 僕らはここにいたままで

心は消えないから あの雲のように何度でも


何も知らないんだ 多分 全然足りないんだ まだ

その声とこの耳だけ この声とその耳だけ

 

目を開けたら、そんな憧れたシンガーがそこにいた。

 

少年もBUMPもおそらく同じ道を歩んできたのです。

 

心の中にあるものを大事にして、歩んでいき、伝えたい事を必死で抱えてきたのです。

 

その中で無くす物は沢山ある、方向は違えど信念だけは守ってきたのです。

 

それをアンプは絶叫しながら少年に伝えます、変わっていくシンガーも少年にそれを繰り返し伝えます。

 

タイトルのディアマンって、Dear manって取れませんかね?

 

どれだけ環境が変わって、挫けそうでも心の真ん中にある大切な気持ちを忘れんなよ!って、そこあなたへ伝えたいって思いがこの歌にはある気がしてなりません。

 

ひとつだけ ひとつだけ その腕でギュッと抱えて離すな

 

ダイヤモンドという曲の歌詞の一節です。

 

ディアマンってフランス語でダイヤモンドって意味らしいですよ。

 

歌詞にリンクして、あなたに大切なものはあなただけのもの。

 

みんな何も変わらない、自分にとっての輝くものを追いかける力を持っているとこの曲が伝えてくれている気がします。

 

あと、俺らは何にも変わらず、同じ事を唄ってるから心配すんなよって、上で書いた「変わった」と言う人達に向けた歌でもあるのかもしれませんね。

 

 

では今回はこの辺で、また次回!

 

ino

 

魂込めて歌いました!:良ければお聞きください。

You Tubeはこちら

 

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