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ひとりごとの歌詞の意味:考察【BUMP OF CHICKEN】優しい人なんて考えなくて良い

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BUMP OF CHICKENのアルバム「orbital period」に収録されている楽曲「ひとりごと」

 

イノ

タイトルの「ひとりごと」の単純な意味は会話の相手がいないにも関わらず、言葉を投げかける事。

 

このタイトルが歌詞の内容とどう絡んでくるのでしょうか、ひとつずつ読み解いていきましょう。

 

 

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本当に優しい人ってどんな人?

ねぇ 優しさってなんだと思う
 
僕少し解ってきたよ

きっとさ 君に渡そうとしたら 粉々になるよ

 

始めの一文から究極の質問の登場です。

 

「男女の友情はあると思うか」「愛とお金どっちが大切?」「人間はどうして生きるのか」

 

「優しさってなんだと思う」

 

イエスかノーでは応えられず、ましてや答えに千差万別あるような質問ですよね。

 

この歌詞の主人公は「優しさ」を持って、君に接しようとすると「優しさ」は粉々になってしまうと言っています。

 

この曲は歌詞を書いた、藤原さんの思う優しさとは何なのか、一つの答えに辿り着くための過程を書いた歌詞だと思います。

 

 

ねぇ 君のために生きたって 僕のためになっちゃうんだ
 
本当さ 僕が笑いたくて 君を笑わせてるだけなんだ ごめんね

 

「人に優しくしよう」

 

と思っても、心のどこかで後めたさが生まれる瞬間ってないでしょうか?

 

もしくは他人から後めたさを感じてしまうことも。

 

各地で震災が起こった時にアーティストなんかは「被災者を応援するために曲を作って、その曲の売り上げの一部を義援金として援助します」

 

なんてことも沢山あったと思います。

 

これはとんでもなく素晴らしいことなのですが、中には

 

「ただ曲を売ったり、知名度を上げたいだけだ」「こんなのは偽善だろ」

 

と言った言葉も少なからずありました。

 

旅行のお土産を買ってきた時もあげる人が一番楽しい、なんて話を聞いたこともあります。

 

 

僕は良い人でありたいの?

人に良く思われたいだけ
 
僕は僕を押し付けるだけ
 
優しくなんかない そうなりたい
 
なりかたが解らない

 

誰かに親切にすることで「あの人は良い人だ」と思われると思います。

 

でも、誰しも心の奥でそう思われる事を知っているのです。

 

そうじゃないって思っていても、それが頭を過ぎることによって完璧な「優しさ」とは何か違うと感じてしまうのです。

 

どうすれば本当の優しさを君に渡す事ができるのでしょうか?

 

 

覚えのない優しさ

ねぇ 心の中にないよ 僕のためのものしかないよ
 
そうじゃないものを 渡したいけど 渡したい僕がいる

 

僕の中には「優しい人」になりたい思いとは裏腹に結局自分が良く見られたいだけなんだという後めたさで埋め尽くされます。

 

「そうじゃないものを 渡したいけど 渡したい僕がいる」

 

後めたさなんてない気持ちを渡したいのに、優しさを渡したくて仕方のない僕がいる、居てしまっているのです。

 

 

ねぇ 優しさってなんだと思う
 
さっきより解ってきたよ
 
きっとさ 君の知らないうちに 君から貰ったよ 覚えはないでしょう

 

「君の知らないうちに 君から貰ったよ 覚えはないでしょう」

 

君は渡すつもりなんてないのに、僕は何かを受け取ってしまいました、きっとそうなんだと思ってしまいました。

 

 

皆 良く思われたいだけ
 
自分自身を売り込むだけ
 
優しくなんかない そうなりたい
 
僕が一番ひどい

 

渡したい気持ちでいっぱいだった僕に反して、君の中には何もないものを僕は受け取ってしまい、君を疑うことしかできません。

 

どうせ何か裏があって優しくするんだろう。

 

こう思ってしまう自分が何より優しさから遠ざかってしまうことを知っているのに思うほかならないのです。

 

 

誰だってそう思っている

頭ヘンになったかも いやいや至ってまともだよ
 
望みは望まない事 僕が知らないうちに 君のためになれる事
 
あぁ うん 言われなくたって気付いてる
 
僕ちょっと考え過ぎ
 
ありがとう 笑ってくれたおかげで 僕も笑える

 

「母の愛は無償の愛」なんてことを聞いたりしますが、究極言えばこれが答えなのかもしれません。

 

お母さんは子供に対して、何かしてもらおうとしてお世話をする人なんてまぁ居ないと思います。

 

むしろ無償なんて考える間も無く、ただあなたのためになる事をしてあげられる、これが「優しさ」なのだと思います。

 

 

優しさってひとりごとみたいなもん

ねぇ 優しさって知ってるんだ 渡せないのに貰えたんだ
 
きっとさ 人と人との 心の外の中だけに 在るんだ
 
ひとりごと

 

本当の優しさって、ひとりごとみたいに自分の事を相手がどうだとか考えないで無意識に行動してしまう事。

 

だからこちらから渡さなくても見返りなど関係なく、貰えたりするのです。

 

心と心の思いの外で存在するものが確かにあるのです。

 

 

君に良く思われたいだけ 僕は僕を押し付けるだけ
 
優しくなんかない なれやしない なりたいと思わない
 
一人では無理な事だから 誰かとの間にあるから
 
どちらのものでもない 名前のない それだけに出会いたい

 

だから「優しい人になりたい」と思わなくても、もう良いのです。

 

なりたいと思えば思うほどなれないのです、だって心の外でしか出会えないものだから。

 

僕でもあなたのものでもない、名前の付けられないやりとりが「優しさ」を超えた何かへ繋がっていくのです。

 

 

考えなくたっていいんだ

ねぇ 優しさってなんだと思う もう考えなくたっていいや
 
本当さ 僕ら知らないうちに 僕らで作ったよ
 
二人で出会ったよ

 

優しさって「考えなくても」自然と「知っている」からもう考えなくても良いと応えます。

 

そんな二人がいるから名前のない「それ」と自然に出会える、知らないうちに作る事ができるのです。

 

 

まとめ:この曲もひとりごとだから考えすぎんなよ

おそらくタイトルの「ひとりごと」は相手のことを意識しないで投げかける「ひとりごと」と

 

こういう考えあるけど、間に受けないでいいよ、俺の単なるひとりごとだから考えすぎんなよって意味のひとりごとなのかなって思います。

 

究極の質問ってずっと考えられるから昔っから言われ続けるんだろうな、楽しいんだろうなって思います。

 

 

ちなみにこのブログのタイトルもひとりごとって入ってます、この曲とギター弾き語りが好きなので「ちょっと噛み合っててええやん!」となって付けました。

 

、、、、

 

別に「ひとりごと」ってワードに商標権とかないよね!?

 

ただの言葉だもんね!!

 

パクリではない、リスペクトだ。

 

 

ではまた!!

 

イノ

 前回書いた「クロノスタシス」の歌詞の意味もオススメです!

 

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