シンプルな部屋

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シンプルライフの始め方【居心地の良い部屋とは】

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イノ

シンプル(simple)

「単純な、込み入っていない、簡単、基本的な」という言葉。

ミニマル(minimal)

「最小限の、極小の」といった言葉。

似ているようで捉え方は全く違うんだ。

ムスタ

 

急な話ですが、シンプルライフ、という言葉最近よく耳にするようになりました。

 

パッと聞く感じは簡素で物を増やさない生活、のような以前から話題になっている「ミニマルライフ」と同一視されているように思われます。

 

しかし、シンプルライフとミニマルライフには大きな違いがあります。

 

イノ

「シンプルライフ」は他人には無駄だと思われる物でも、自分にとっては心地良いと思う物は生活に「無理なく最小限、足してあげる」という考え方。

「ミニマルライフ」は生活をできるだけの物を最小限に減らして、自分が苦痛に感じなければどんどん物を減らしていく、「最大限、減らしてあげる」という考え方だな。

ムスタ

 

シンプルライフとミニマルライフは着眼している箇所が違います。

 

シンプルライフは「自分にとっての物事の優先度を決めて、優先度の高い箇所は足し、低い箇所は出来るだけ削る」

 

ミニマルライフは「所持する物の量を出来るだけ減らすことの追求」に焦点が当たっていると言えるでしょう。

 

 

自分の好きな事、好きではない事は何か

好きな物・事

・家族との時間

・音楽

・美味しい物を食べる事

・のんびりする時間

・コーヒーや紅茶を作って飲む

好きではない事

・掃除、洗濯

・窮屈なこと

 

ざっくりと好き嫌いを書くとこんな感じでしょうか。

 

ミニマルライフのような最低限の物だけで暮らす生活も憧れはしますが、好きな物を全て切り離して作り出す空間、というのも個人的には違う価値観なのかなと思います。

 

ミニマリスト:ナナコさんのお部屋

ミニマリスト ナナコさんの部屋

 

イノ

僕にとってはギターやコーヒー器具は心を豊かにしてくれる物でそこに関しては物はたくさんあります。

逆に掃除・洗濯や散らかることが好きではないので、床には物を置かない、各棚などには物を詰め込みすぎない、ロボット掃除機などテクノロジーに頼る、という事は徹底して環境を考えています。

 

自分にとって必要か否かという取捨選択、という点ではシンプル、ミニマルは似ているかもしれませんが、どちらかというとシンプルの方がルールはゆるいのかもしれません。

 

「好きな物を増やしすぎたら、掃除が大変になってきた、、」

ということになると好きと嫌いのバランスが取れなくなるから豊かではない。

そこのバランスをとってあげながら、物の量を調整してあげるのがシンプルライフなんだな。

ムスタ

 

それではこれからは我が家で実践している、豊かさと物バランスを取るために行なっている考え方や行動を紹介していきたいと思います。

 

 

1階は家族共有のスペース

リビング1

 

我が家は夫婦二人暮らし、2LDKの戸建てに住んでいます。

 

1階のリビングやダイニングは二人が快適にくつろいだり、炊事、洗濯、掃除などを無理なくできるように工夫しています。

 

掃除しやすいように床にはなるべく物を置かず、

 

逆に2階は個人のスペースなのでお互いにほぼ干渉はしていません。

 

お互いの私物を持ち込みすぎていないか

リビング2

 

1階には趣味の物など、私物は常時置いていません。

 

それぞれの部屋着などちょっとした着替えや、仕事用・お出かけ用のカバン、個人用の物はそれくらいしか置いておらず、あとは事務用品とか共有で使う物ばかりです。

 

それぞれのパソコンや趣味の物は各自の部屋で管理し、リビングで使いたい時は部屋から持ち出し、使い終わったら自分の部屋に戻すという事になっています。

 

イノ

当たり前のような事ですが、意外と個人の本とかゲームなど、趣味の道具を置いたままにしてどんどんリビングを占領していく、なんてご家庭も多いのではないでしょうか?

 

リビングはあくまで家族で空間を共有する所、と認識する事で片付けようと意思が働くし、それにより物が溢れて散らかるなんてこともなくなります。

 

思い出の品

 

今までの思い出を飾る空間もリビングになっています。

 

全く物を置かないというのも寂しいので、家族で心地よく過ごす事に重点に置いてリビングは物を置くようにしています。

 

イノ

もちろん部屋の雰囲気を壊さないように出来るだけ考えて、思い出の品を配置しています。

削るところはしっかり削り、家族との思い出などはしっかり残せるようにしたいですね。

 

 

どこを取っても簡単に取りやすいか

キッチンラック
引き出し

 

写真のように引き出しやラックを覗いてみると1ステップ、多くても2ステップで手に取れるように配置しています。

 

私たちの性格上、3ステップ以上(引き出しを開ける→物を避ける→目的の物を取る)になると面倒に感じてしまうので、出来るだけ取りやすいように配置を考えています。

 

物が置けなくて、重ねたり、奥に詰めたりして、使用に3ステップ以上に掛かってしまうのであれば、それはもう物が多すぎると認識し、物の使い方を見直します。

 

イノ

こうする事で時短にもなるし、料理や掃除をする時も簡単に移動させて動作することができます。

 

 

2階は各自のスペース

自室

 

2階のそれぞれの部屋に関しては各々好きなようにレイアウトし、楽しんでいます。

 

イノの部屋はギターは取り出しやすい位置に配置してあるし、いつでも筋トレできるようにヨガマットは基本敷きっぱなしだ、やりたい放題だ。

ムスタ

 

もちろん、先ほど述べたような物に優先順位を付け、使用するのが億劫にならない程度にしています。

 

イノ

僕はギターを弾いたり、ブログを書いたりするから楽器の機材や情報収集用の道具など多くなるので、物は増えがちなので気をつけています。

 

 

定期的な断捨離日を設ける

断捨離をして今では1年間の洋服は全てここに収まるようにしています。

クローゼット

 

自分に適正な物の量って言われても、増えた物を片付けるのはかなり大変だよ。。

ムスタ
イノ

物を減らしたい時は断捨離日を設けて、少しずつで良いのでお部屋のエリアごとに減らしていきましょう。

 

関連記事:【15分スイッチ】面倒なことは短く定期的に

 

 

断捨離を始めたての内は物が多くて大変だと思うので、例えば毎週日曜日は断捨離日にして「今週はクローゼット、来週はキッチン、今週はこの収納棚、、」といった感じで分けてチェックしていきましょう。

 

僕も断捨離を始めた頃は毎週一回を断捨離日にして、それから毎月1回、今では長期の休み(年末年始、GW、お盆休み等)を区切りに物の量を見直すようになりました。

 

 

焦らなくても大丈夫です、1日15分とか短い時間を決めて少しずつ取り組み、手間が掛からなくなったら断捨離日の間隔を伸ばしていきましょう。

 

断捨離にも継続力が必要です。

 

物って知らずのうちに増えてしまうのが人間、新しい物を買ったのに前の物を捨てないとか、誰かからの貰い物とか、自宅を圧迫していく要因は非常に多いので定期的に断捨離日は設けてあげましょう。

 

 

1 in 1outの原則

イノ

これは断捨離をサポートする非常に大事な考え方です。

例えば靴などの履き物は所有数を5足と決めておいて、新しい靴を買ったら古い1足は手放すという決まりだな。

ムスタ

 

個人的には1 in 2 outくらいの気持ちで新しい物を購入する時は整理をしています。

 

自分で購入しなくても、意外と頂き物だったり、何かの付属品など知らない内に物は増えてしまう物なので2outの意識でいましょう。

 

例えば靴を買ったら、一度下駄箱を見直し、他に履いていない靴はないか、全部お気に入りで使ってあげられているか、と考えてあげます。

 

個人的にファッションはすごく好きでつい購入してしまいがちなので、特に注意して見るようにしています。

 

 

物を4区画に分けて考えよう

断捨離の考え方

 

物を手放す時に何を基準に考えて行動すれば良いのか分からなくなる時はあります。

 

そんな時には上の表の基準に当てはめてみましょう。

 

日用品や家具家電、文房具など生活雑貨は表に当てはめやすいと思います。(思い出の品とか趣味のグッズには当てはめにくいかもしれません。)

 

イノ

上の表の①は生活に100%必要な物で、④に関しては置いていても場所を取るだけなので即手放しましょう。

 

 

②に関してはデザインや機能面で惜しいところがありつつも使い勝手が良いから使っているという物。

 

よく使っているなら手放す必要はないと思いますが、時々類似品の情報を集めながらアップデートを試みる気持ちも持っておいて良いでしょう。

 

 

1番難しいのが③だな。

人から貰ったけど使ってないとか、昔はよく使っていて今は使ってないなど、思い出補正の傾向が高いかな。

ムスタ

 

③は奮発して購入したけど、使ってなくて、、など手放せない理由は様々あると思います。

 

ですが、シンプルに生活するためには「物の存在は使ってあげることが最大の意義」ということに考えをシフトしましょう。

 

ポイント

③に当てはまると思った物を一度目につかないクローゼットなどにまとめ、数ヶ月経っても気にしたり、使ったりしなければ今のあなたには必要ない物だとし、手放すことをお勧めします。

 

あなたには必要ないけど、リサイクルショップやフリマアプリなどで使いたい方に譲った方が物の存在意義が生まれるはずです。

 

イノ

手放す時は勢いも大事だと思います。

僕も洋服を手放す時は服を全て並べて(100点近くありました、、)、ほんとに直感で良いと思った数点だけ残し(2割くらい)、あとは洋服買取店に買い取ってもらいました。

 

 

手放す時は楽な方法で行う

イノ

「たくさん手放したい物が出てきたけど、これはどう処理すれば良いんだろう?」という疑問を抱く方もいると思います。

 

手放す時によく言われるのが「フリマアプリで売った方が高く売れる」「あそこなら手数料なしで引き取ってもらえる」など、お得に手放す情報などがあり、どう処理するか迷ってしまいますよね。

 

ただこれも断捨離の大きな壁で「処理の方法が手間」ということで面倒になって、断捨離を断念する人も多くいます。

 

 

「洋服を手放したいけど、フリマアプリでわざわざ写真を撮って、掲載して配送準備して、、面倒くさい!!、、やめた」

 

なんてことになったら、もったいないので、最初の内は出来るだけ楽に手放せる方法を取りましょう。

 

地元にリサイクルショップや洋服買取店があるなら、持ち込んで数十分待つだけで、あとはお金を受け取るだけで終わりです。

 

フリマアプリより金額は落ちるかもしれませんが、手間を考えると全く損には感じません。

 

イノ

洋服なんかは季節の変わり目とか買取アップキャンペーンをやっていたりするので、そのタイミングを狙うくらいで面倒なことはありません。

 

手放したい時が手放し時

 

その気持ちが燃え尽きない内にさっさと手放すのが過ごしやすいお家への第一歩です。

 

 

自分に適切な物、億劫ではない量を把握する意識

イノ

「これは僕にとって〇〇だから必要なんだ。」という理由がつけられるように物を所有できると1番良いね。

何となく部屋の片隅ある、ということなら物にとってそんな悲しいことはないぞ。

ムスタ

 

物が多いことを否定するわけでは決してありません、多くてもそこに意味があって、あなたが生き生きと生活できているのであれば問題ないと思っています。

 

シンプルライフは自分の必要な、好きな物に囲まれて、心豊かに暮らすという割と緩く且つ、自分の本質を現してくれる生活だと思っています。

 

 

皆様の生活の考え方に参考になれば幸いです。

 

ではまた!

 

イノ

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